その6. 情報を取りに行く
1.情報の重要性
地震は突然やってきますが(ですからいつ起こっても大丈夫なように、日ごろからの備えが重要になります)、台風や豪雨などの気象災害はあらかじめテレビやラジオ、新聞等で報道されますので、いつ頃どのような災害が起こりそうかは事前に分かります。
しかしこれらの報道は範囲が広くて、自分の住んでいるところの情報は詳しく報道されることはあまりありません。
このようなときには、自分で積極的に情報を取りに行きましょう。
そして災害に備えましょう。
2.情報の流れ
図は防府市の「高潮危険度マップ・学習面」から、情報の流れの部分をコピーしたものです。
この図からわかるように、気象情報はまず気象庁下関気象台から報道機関、市役所、そして県の方へ伝えらえます。
市民の皆さんにはテレビ・ラジオや、市の防災行政無線(防災ラジオ)、メールサービス、広報車などを通じて直接、さらには消防を通じて市民の皆さんに伝えられます。
しかしながら災害が起こりそうなときには、受け身ではなく、自分から積極的に情報を取りに行くことが大切です。
図の右側に下から上に向かって2本の矢印があります。
その矢印の先には防府市役所、山口県の情報収集先が書いてあります。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどで、これら情報源にアクセスし、事前に情報を入手し、対応を考え、場合によっては早めの行動を起こす、これらのことが非常に大切です。
特に私が良くアクセスするのが「山口県土木防災情報システム」です。
来週以降、数回にわたって「山口県土木防災情報システム」の利用について書きたいと思います。