その46. 家庭継続計画:HCPのススメ⑦

 我が家の家庭継続計画(Home Continuity Plan: HCP)の策定を続けます。

 

 これまで「A.検討体制の確立」、「B.被害想定」を終えました。
 今週は「C.計画策定」のうち「C-1家族の安否確認方法」、「C-2費用のかからない対策」について。
 以下、表を参考にして下さい。

 

その46. 家庭継続計画:HCPのススメ⑦

 

 「C-1家族の安否確認方法」から。
 家族の携帯電話番号、LINEを全員が共有しています。
 災害時には通話は制限されて繋がらなくなると考え、ショートメールやLINEで連絡を取り合います(少し時間がかかることがありますが)。
 そのことを共有します。

 

 「C-2費用のかからない対策」「C-2-1家具、機器類の災害対策」では、タンスや食器棚などの背に高い家具は天井との間に隙間がない丁度の高さのものを使ったり、空間に詰め物をしています。
 また本棚も作り付け、あるいは天井との間に隙間がないようにツッパリ、と言うより板を買ってきて、ちょうど天井との間を埋めるような箱を作り、それを入れています。
 天井との間に隙間がないと家具等は非常に倒れにくくなります。
 天井との間に詰め物をすることが難しい場合には、家具類の底面の手前側に薄い詰め物をして、全体を壁の方に傾けるのも有効です。

 

 私の部屋の本やファイルなどは壁一面の本棚に収納していますが、地震の揺れで本棚は倒れないにしても本などは落ちてくる可能性があります。
 これらが私の上に落ちてきても大したことはないのですが、一応これらをどうするか現在考慮中です。

 

 「C-2-3重要な書類、データ等のバックアップ」は家庭ごとに重要な書類等の保管場所を確認。
 また仕事等のデータなどはクラウドを利用、あるいはUSBやハードディスクにバックアップを取っています。

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