その95. 台風6号の影響は?
強い台風6号が沖縄の北西の近海に停滞、このため沖縄は長く続く強風、大雨で大きな被害が出ています。
停電も続いて大変な生活の様子が報道されています。
台風6号は今後進路を東に変えて、再度沖縄・奄美の南西諸島を横断、その後九州南方で進路を北へ変え、九州東岸から四国に向かって進むとの予測です。
図は8月4日午前4時現在の気象協会の台風情報です。
予報円は大きく、進路は不確定なところもありますが、この図のように進めば9日(水)には山口県にも台風の影響はかなりありそうです。
海面温度が高いため、台風の勢力は強いまま進むようです。
それにしても、と思います。
このようにVターンをして、ほぼ来た道を引き返すような台風の進路はかつて(15年くらい前まで?)は見たことがありません。
15年位前から台風の進路に変なのが現れ出したような気がします。
伊豆諸島から本州南岸を九州の方へ向かってフラフラ進んだり、北海道まで進んだり、と。
記憶が曖昧ですが、私が中学生の時の理科では、日本周辺の台風の進路図があり、これは何月、これは何月、これは何月というように台風の進路にきれいな傾向がありました。 今はもうめちゃくちゃですね。
先週書いた「防府市防災気象情報システム」を見ると、「防府市 気象警報・注意報/地震情報/台風情報」の中の「台風情報」には「8月4日04:45 台風6号が発生しています」とあります。
そして下の「台風情報」の図のところには本文で示している図と同様の図があります。
今後、是非「防府市防災気象情報システム」はじめ、いろいろな情報源から積極的に情報を入手して、早め早めの備えをしましょう。