第百三十一段:風水害に備える・・・気象庁のキキクルの活用を③
引き続きゴールデンウィーク中の6、7日の大雨が降った時の「気象庁、キキクル」を見ていきます。
図-1は先週も使った図で、先週は『今後の雨』をクリックしましたが、今週は『大雨警報』をクリックしてみます。
そうすると「浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)」の画面が現れます。
そこには以下の様な説明があります。
「浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)」は、短時間強雨による浸水害発生の危険度の高まりを、地図上で1㎞四方の領域ごとに5段階で色分けして示す情報です。常時10分毎に更新しており、雨が強まってきたときや大雨警報(浸水害)等が発表されたときに、どこで危険度が高まっているかを把握することができます。」
その下に、『現在発表中の浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)へ』と、『「キキクル」(危険度分布)の通報サービスについて』という青字の項目(ボタンの機能を持っています)があります。
そこで今回は『現在発表中の浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)へ』をクリックします。
そうすると日本全図の大雨警報が出されている図が表示されます。
これをズームアップしたものが図-2です。
この図より京都市の南部の宇治市や城陽市に「警戒レベル3相当」の警報が、また京都市の南部である伏見区や山科区、大津市あたりにも警戒レベル2相当の警報が出ていることが分かります。
このように全国のどこにどの警戒レベルが出されているかをリアルタイムで見ることができます。