第百三十段:風水害に備える・・・気象庁のキキクルの活用を②

 大雨や台風が近づいているとき、気象庁のキキクルを見て、積極的に情報の収集をして、早め、早めの準備を、ということを先週書きました。

 

 インターネットで、「気象庁、キキクル」などのキーワードを入力して検索をすると、図-1に示す画面が出てきます。

 

第百三十段:風水害に備える・・・気象庁のキキクルの活用を②

 

 「今後の雨」、「大雨警報」、などのキーワードが並んでいます。
 これらのキーワードをクリックするとそれぞれの最新の情報を見ることができます。
 気象関係は基本的に10分ごとに更新されます。

 

 まずは四角で囲っている「今後の雨」を見てみましょう。
 このゴールデンウィークの最後の6、7日は全国で大雨が降りました。

 

第百三十段:風水害に備える・・・気象庁のキキクルの活用を②

 

 図-2は7日午前9時50分の降雨の状況を示したものです。
 この図は西日本の降雨の様子を見るために画面左の[ズームイン、ズームアウトのスケール]の丸いボタンを少し+側にスライドさせてズームインしたものです。

 

 一方、図の上側に「時刻のスケール」がありますが、これをスライドさせると少し前から数時間後の降雨分布の変化の様子を見ることができます。

 

 この図は9時50分現在の様子を示しており、丸いボタンをスライドさせると前日の22時頃からこの日の22時ころまでの様子を見ることができます。
 この図では山口県にはすでに全域で雨が降っており、九州の西側には少し強い雨をもたらす雨雲が近づいていることが分かります。

 

 


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