第百三十七段:宇部市高潮ハザードマップについて⑤

 高潮ハザードマップをどのように使うか、先週に続いて今週も具体的に説明します。

 

 地震と違って、風水害は天気予報などの情報をきちんと入手していれば事前に予測可能です。
 特に高潮は台風によって引き起こされますから、数日前から注意をすることができます。
 そこで今週は情報の入手方法について。
 高潮ハザードマップの冊子の7ページには、宇部市から、あるいはインターネット・報道機関等からの情報の入手先が分かりやすくまとめてあります。

 

 市からは、『固定電話防災情報配信サービス』があります。
 これは避難情報などが固定電話に声で届きます。
 また、『宇部市防災情報FAX』もあります。
 こちらは避難情報などがFAXで届きます。
 パソコンやスマートフォンが苦手な人は是非ご利用ください。
 ただしこれらは事前に市に登録をしておく必要があります。
 前者については防災危機管理課に申し込みの電話をしてください。
 電話番号:0836-34-8139です。
 後者についてはやはり防災危機管理課にFAXで「防災情報FAX希望」と書いて、お名前とFAX番号も書いて送信してください。
 FAX番号:0836-29-4266です。

 

 このほか『エリアメール・緊急速報メール』があり、命にかかわる緊急性の高い情報が、宇部市域内の携帯電話・スマートフォンへ一斉に配信されます。
 これは事前登録は必要ありません。

 

 このほか『防災屋外スピーカー・防災ラジオ・広報車』でも情報が発信されます。
 これに関しては「スピーカーや広報車は何を言っているかわからん」と言う話を聞きます。
 だいたい台風が近づいたり大雨が降っている時ですから窓も締め切っていますよね。
 よく聞き取れないのも仕方ありません。
 ですからスピーカーが何か言っていたら、また広報車が来たら「これはただごとではない」と考え、積極的に情報を取りに行くと同時に先週書いたような行動をとりましょう。

 

第百三十七段:宇部市高潮ハザードマップについて⑤

 

 図は同じく7ページの内容をまとめたものです。
 2次元バーコードも紹介してありますので、いつでもアクセスして情報が取れるようにしておきましょう。
 全てにアクセスする必要はありません。
 ほとんど全部気象台からの最新の情報にアクセスできるようになっています。
 どれか自分の得意なアクセス先を持っておきましょう。
 ご参考までに私は『山口県土木防災情報システム』、『NHKニュース・防災アプリ』を愛用(?)しています。

 

 


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