第百四十五段:「宇部市デジタルハザードマップ」その⑤
今週は宇部市デジタルハザードマップの3次元表示をスマホで見る方法を。
図-1は3次元マップに土砂災害のハザードマップを重ねた図です。
この図を表示するには、まず左の帯の中の『3Dマップ』のボタンをクリックします。
パソコンではマウスを上下に動かすと見える角度が変わりましたが、スマホでは指2本を使います。
指2本(多くの人は人差し指と中指でしょうね)を横に並べて、上下に動かします。
上に動かすと低い位置から斜めに見た図、下の方に動かすと高い位置から斜めに見た図になります。
実際に動かすとすぐ分かるのですが、文章で説明するとまどろっこしいですね。
その3次元の地図に『重ねるデータ』の中の『土砂災害ハザードマップ』を選択した図です。
宇部駅から北を眺めた図になっています。
図‐2はこれに洪水のハザードマップを重ねたものです。
『重ねるデータ』の中の『洪水ハザードマップ』を追加して、全画面地図に表示したものです。
この図には併せて緊急避難場所も示しています。
もう一つ面白い機能を紹介しましょう。
図-1の左の帯の一番下に『今昔マップ(リンク)』というボタンがあります。
これをクリックすると図‐3のような画面になります。
これは現在の地図(右側)と過去の同じ場所の地図(左側)を示したものです。
この例では、過去の地図は1922~1927年のころのものです。
左の帯の年代の1922~1927年のところに●が入っています。
この図から現在の宇部港のあたりは海だったことが分かります。
この年代を変えると地図も変わり、土地の変遷の様子を見ることができます。
以上、基本的な使い方を説明しましたが、他にも機能がありますので、皆さんはいろいろと触ってみて、慣れて頂ければと思います。
そうすると改良点も気づかれるのではないかと思います。
実は私も既にいくつか改良点に気付いています。
このシステムは最初から完璧なものは出来ませんので、使っているうちにだんだん使い勝手の良いものにしていけばいいと思います。