第二百四十六段:8月9日からの大雨
盆休み直前の8月9,10、11日の3連休の直前から北日本に始まり九州までほぼ全国各地で大雨が降り、新幹線、飛行機、高速道路など交通網は麻痺し、また大変な水害も出ました。
ここ宇部市も岬で372.5㎜の観測史上最多の雨が降りました。

表は宇部市の大雨に伴う防災体制等ですが、8月9日16時20分に大雨・洪水注意報が出されこれが21時20分には大雨警報(土砂・浸水)・洪水警報に変わっています。
翌10日には立て続けに「警戒レベル4避難指示」が出され非常に危険な状況になりました。
11日も警報は続き、12日になって注意報に変わり、13日未明にようやく大雨注意報が解除されました。
今回の大雨、全国各地で観測史上最多の雨を記録しています。
また線状降水帯も次々に現れました。
線状降水帯は、次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなして、数時間にわたってほぼ同じ場所に居続けることによって生じる、線状に伸びる局地的な大雨の範囲のことを言います。
ただ、線状降水帯には厳密な定義がありますので、大雨の範囲がいつも線状降水帯とはならないことに注意が必要です。
ですから線状降水帯の可能性がある、と発表があったら、危険な状態と考え、早めの避難をする必要があります。
ただ誰もが避難する必要があるわけではなく、安全なところに住んでいる人は避難する必要はありません。
避難が必要か、必要ないかは、日ごろからハザードマップを見て、自分がどんな所に住んでいるのか、また避難場所がどこなのか、その避難場所に行く途中に危険な場所はないか、安全なルートはどの道か、などしっかりと備えをしておくことが大切です。

図は少し古い記録ですが、日本国内で1時間雨量80㎜以上の雨が1年間に何回降ったかを表したものです。
年によってばらつきはありますが、右肩上がり(年々増えている)傾向ははっきりと伺えます。
今後もますます豪雨の回数は増えるでしょう。
しっかりと備えましょう。
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